バックエクステンションのやり方や効果を高める方法を解説!レベル別メニューも紹介

背筋を鍛えたいけれど、ジムに通う時間がなかなか取れないという方は多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、自宅で手軽に取り組めるバックエクステンション。道具も場所も必要なく、自分の体重だけで効果的に背中を鍛えられるトレーニングです。

バックエクステンションで背中の筋肉を鍛えると、姿勢が改善され、日常生活での動作がスムーズになります。さらに腰痛予防や肩こりの解消にも効果的。スポーツをされている方であれば、パフォーマンスの向上も期待できるでしょう。

この記事では、バックエクステンションの基本的なやり方から効果を高めるコツ、レベル別のメニューまで詳しく解説します。正しい方法を身につけて、健康的で美しい背中を手に入れましょう。

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目次

バックエクステンションとはどんなトレーニング?

バックエクステンションがどのようなトレーニングなのか、まずは基本的な特徴を押さえておきましょう。ここでは以下の3つのポイントについて説明します。

  • 背中やお尻を鍛えるトレーニング
  • 姿勢改善や腰痛予防などに効果的
  • 初心者にも取り入れやすいトレーニング

背中やお尻を鍛えるトレーニング

バックエクステンションは、うつ伏せの状態から上体を反らす動作を行うトレーニングです。この「体を反らす動き」によって、主に背中やお尻周辺の筋肉が鍛えられます。

具体的に鍛えられる筋肉は、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)、ハムストリング、大臀筋(だいでんきん)など。脊柱起立筋とは、背骨に沿って縦に走っている筋肉のことで、姿勢を保つための重要な役割を担っています。体を真っすぐに保ったり、上体を反らしたりする際に働く筋肉です。

ハムストリングは太ももの裏側にある筋肉群で、大臀筋はお尻の大きな筋肉。バックエクステンションでは、これらの筋肉が連動して働くため、背面全体をバランスよく鍛えることができます。

姿勢改善や腰痛予防などに効果的

バックエクステンションで背中の筋肉が強化されると、様々な健康効果が期待できます。

まず挙げられるのが姿勢の改善。デスクワークやスマートフォンの使用で猫背になりがちな現代人にとって、背筋を伸ばす筋肉を鍛えることは非常に重要です。脊柱起立筋が強化されると、自然と背筋が伸びた美しい姿勢を保ちやすくなります。

また、腰痛の予防にも効果的。腰痛の原因の一つは、背中や腰周りの筋肉が弱いことにあります。バックエクステンションで体幹部分の筋肉を鍛えることで、腰への負担が軽減され、痛みの予防につながるのです。

さらに肩こりの解消にも役立ちます。猫背の状態では肩や首の筋肉に余計な負担がかかり、血流が悪くなって肩こりを引き起こしがち。正しい姿勢を維持できるようになれば、このような悩みも改善されやすくなります。

スポーツをされている方にとっては、体幹の安定性が高まることでパフォーマンスの向上も期待できるでしょう。走る、跳ぶといった動作がより効率的に行えるようになります。

初心者にも取り入れやすいトレーニング

バックエクステンションの大きな魅力は、誰でも気軽に始められる点にあります。

特別な器具は必要なく、自分の体重だけで行える自重トレーニング。ヨガマットや布団の上など、少しのスペースがあれば自宅で簡単に取り組めます。ジムに通う時間やお金をかけずに、思い立った時にすぐ実践できるのは大きなメリットでしょう。

また、動作自体もシンプルで分かりやすいのが特徴です。複雑なフォームを覚える必要がなく、基本の動きを押さえれば初心者の方でもすぐに始められます。

運動習慣がない方や体力に自信がない方でも、無理のない範囲で取り組める点も魅力。上体を反らす高さは自分で調整できるため、最初は低めの高さから始めて、徐々に負荷を上げていくことが可能です。

このように、バックエクステンションは特別なスキルや道具を必要とせず、誰でも今日から始められるトレーニング。継続しやすいという点でも、日々の健康習慣として取り入れやすいエクササイズといえます。

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バックエクステンションは効果がない?

「バックエクステンションをやっているけど、なかなか効果が感じられない」という声を耳にすることがあります。しかし、これは正しい方法で行えていない可能性が高いでしょう。

効果を実感できない主な理由として、フォームの間違いが挙げられます。反動をつけて勢いよく体を起こしたり、腰を反らしすぎたりすると、鍛えたい筋肉に適切な負荷がかからず、効果が薄れてしまうのです。また、呼吸を止めてしまうと筋肉への酸素供給が不足し、トレーニング効果が低下します。

さらに、継続期間が短いことも効果を感じられない原因の一つ。筋トレの効果は通常、数週間から1ヶ月程度で徐々に現れ始めます。数回試しただけで諦めてしまうと、当然ながら目に見える変化は期待できません。

バックエクステンションは、正しいフォームで適切な頻度を守って行えば、確実に効果が得られるトレーニングです。ゆっくりとした動作を意識し、週に2〜3回程度を目安に継続することで、姿勢の改善や背中の引き締まりを実感できるはず。焦らず、正しい方法でコツコツと続けることが大切です。

バックエクステンションをトレーニングに取り入れるべき理由

バックエクステンションは単なる背中のトレーニングではなく、体づくり全体において重要な役割を果たします。特に以下の3つの理由から、トレーニングメニューに加える価値があるといえるでしょう。

  • 姿勢が安定する
  • 高重量トレーニングのフォームが安定する
  • 腰痛防止やパフォーマンス向上

姿勢が安定する

バックエクステンションで鍛えられる脊柱起立筋は、日常生活における姿勢の維持に直結する筋肉です。

デスクワークや長時間のスマートフォン使用など、現代の生活では前かがみの姿勢を取る機会が多く、背中の筋肉が弱くなりがち。その結果、猫背や巻き肩といった姿勢の崩れが起こりやすくなります。

脊柱起立筋を継続的に鍛えることで、背骨をしっかりと支える力が養われます。すると立っているときも座っているときも、自然と背筋が伸びた正しい姿勢を保ちやすくなるのです。良い姿勢は見た目の印象を良くするだけでなく、肩こりや首の痛みの予防にもつながります。

また、体幹部分が安定すると、歩行時のバランスも向上。疲れにくい体づくりにも役立つでしょう。

高重量トレーニングのフォームが安定する

本格的に筋トレに取り組んでいる方にとって、バックエクステンションは特に重要な種目といえます。

デッドリフトやスクワットといった高重量を扱うトレーニングでは、体幹の安定性が欠かせません。これらの種目では背中を真っすぐに保ち続ける必要がありますが、脊柱起立筋が弱いと腰が丸まってしまい、正しいフォームを維持できなくなります。

正しいフォームが崩れると、怪我のリスクが高まるだけでなく、トレーニング効果も半減してしまうもの。バックエクステンションで背中の筋力を強化しておけば、高重量を扱う際も体幹をしっかりと固定でき、安全かつ効果的にトレーニングを行えます。

ベンチプレスやショルダープレスなど、上半身を鍛える種目でも体幹の安定は重要です。バックエクステンションは、あらゆるトレーニングの土台となる筋力を養ってくれる種目なのです。

腰痛防止やパフォーマンス向上

バックエクステンションには、健康維持とスポーツパフォーマンスの両面でメリットがあります。

まず腰痛の予防効果について。腰痛の多くは、腰周りの筋肉が弱いことや姿勢の悪さが原因で起こります。バックエクステンションで背中と腰の筋肉を強化すると、日常生活での腰への負担が軽減され、痛みの予防につながるのです。すでに腰に不安がある方も、無理のない範囲で継続することで症状の改善が期待できます。

スポーツにおいては、体幹の強さがパフォーマンスを大きく左右するもの。ランニングでは体を安定させて効率的に走れるようになり、球技では力強い動作が可能になります。ジャンプ動作でも体幹がしっかりしていれば、より高く跳べるでしょう。

このように、バックエクステンションは健康な体づくりからアスリートレベルのトレーニングまで、幅広い目的に対応できる万能な種目。トレーニングメニューに組み込むことで、総合的な身体能力の向上が見込めます。

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バックエクステンションの目的別フォーム

バックエクステンションは、フォームや器具の使い方を変えることで、鍛える部位や負荷を調整できます。自分の目的に合わせて最適な方法を選びましょう。

目的フォーム・器具負荷レベル特徴
腰部を中心に鍛える床で行う基本フォーム(自重)初級うつ伏せで上体を軽く反らす。可動域を小さめにして腰部に集中
腰部を中心に鍛える床で行う基本フォーム(ダンベル・プレート)中級〜上級胸の前でダンベルやプレートを抱えて負荷を追加
お尻・太もも裏に効かせる45°ローマンチェア(自重)中級股関節から大きく曲げて、お尻とハムストリングを強く収縮
お尻・太もも裏に効かせる45°ローマンチェア(ダンベル・プレート)上級ローマンチェアで胸の前に重りを持ち、さらに負荷を高める

腰部を中心に鍛えたい場合

腰部、つまり脊柱起立筋の下部を集中的に鍛えたい場合は、可動域を調整することがポイントです。

床で行う基本フォーム(自重)
うつ伏せになり、上体を反らす際に無理に高く上げすぎないようにしましょう。胸が床から10〜15cm程度浮く高さで十分です。可動域を小さめにすることで、腰部の筋肉に集中して負荷をかけられます。反らしすぎると腰を痛める原因になるため、注意が必要です。

床で行う基本フォーム(ダンベル・プレート)
基本動作に慣れてきたら、胸の前でダンベルやウエイトプレートを抱えて行いましょう。2〜5kg程度の軽めの重量から始めて、徐々に重くしていくのがおすすめ。重りを持つことで脊柱起立筋への負荷が増し、より効率的に筋力アップが図れます。

お尻・太もも裏(ハムストリング)に効かせる場合

お尻の大臀筋や太もも裏のハムストリングにも効かせたい場合は、股関節の動きを大きくすることが重要になります。

45°ローマンチェア(自重)
ローマンチェアとは、バックエクステンション専用のトレーニング器具のこと。パッド部分に太ももの付け根あたりを当て、上体を前に倒していきます。床で行う場合よりも可動域が広く取れるため、股関節をしっかりと曲げることができます。

上体を下ろすときは、背中を丸めずに股関節から折りたたむイメージで。深く倒すほどお尻とハムストリングのストレッチが強くなり、上体を起こす際にこれらの筋肉が強く働きます。体が一直線になるまでしっかりと起こしましょう。

45°ローマンチェア(ダンベル・プレート)
ローマンチェアでの動作に慣れてきたら、胸の前でダンベルやプレートを抱えて負荷を追加します。5〜10kg程度から始めるのが安全でしょう。

重りを持つとバランスが取りにくくなるため、最初は軽めの重量で動作を確認してから徐々に重くしていくことが大切。お尻と太もも裏に強い刺激を感じられるはずです。

このように、目的に応じてフォームや器具、負荷を使い分けることで、バックエクステンションの効果を最大限に引き出せます。初心者の方は自重から始め、慣れてきたら段階的に負荷を上げていきましょう。

レベル別バックエクステンションのメニュー

バックエクステンションの効果を高めるには、自分のレベルに合った回数とセット数で行うことが重要です。無理をせず、段階的にステップアップしていきましょう。

レベル回数セット数負荷の目安頻度
初心者10〜12回2セット自重のみ週2〜3回
中級者12〜15回3セット自重または軽めのダンベル(2〜5kg)週2〜3回
上級者8〜12回3〜4セットダンベル・プレート(5〜10kg以上)週2〜4回

初心者向けメニュー(10〜12回 × 2セット)

運動習慣がない方や、バックエクステンションを初めて行う方は、まず自重のみで基本動作を身につけることから始めましょう。

10〜12回を1セットとし、2セット行います。セット間の休憩は1〜2分程度が目安。最初のうちは10回できればOKで、無理に12回まで行う必要はありません。正しいフォームを保つことを最優先にしてください。

上体を反らす高さは、胸が床から10〜15cm程度浮く程度で十分です。高く上げすぎると腰を痛める原因になるため注意しましょう。動作はゆっくりと行い、上げるときに2秒、下ろすときに3秒程度かけるのが理想的。

週2〜3回のペースで継続することで、2〜4週間ほどで背中の筋肉がついてきたことを実感できるはずです。

中級者向けメニュー(12〜15回 × 3セット)

初心者メニューを1ヶ月程度続けて慣れてきたら、中級者メニューに移行しましょう。

回数を12〜15回に増やし、セット数も3セットに。セット間の休憩は1分程度に短縮すると、より効果的に筋肉を刺激できます。自重での動作が楽に感じられるようになったら、2〜5kg程度の軽めのダンベルやウエイトプレートを胸の前で抱えて負荷を追加するのもよいでしょう。

また、この段階からローマンチェアなどの器具を使用するのもおすすめ。可動域が広がることで、より効率的に筋肉を鍛えられます。

週2〜3回の頻度を保ちながら、トレーニング後は十分な休息を取ることも忘れずに。筋肉痛がある場合は無理をせず、回復を待ってから次のトレーニングを行いましょう。

上級者向けメニュー(8〜12回 × 3〜4セット)

筋トレ経験が豊富で、バックエクステンションにも十分慣れている方は、高負荷のメニューに挑戦できます。

5〜10kg以上のダンベルやプレートを使用し、8〜12回で限界を迎える重量設定に。回数は少なめですが、その分一回一回の動作で筋肉に強い刺激を与えることができます。セット数は3〜4セットとし、セット間の休憩は1〜2分程度。

上級者の場合、ローマンチェアでの実施がおすすめです。股関節から深く曲げることで、お尻や太もも裏も同時に鍛えられます。動作中は常に筋肉の収縮を意識し、トップポジションで1〜2秒静止するとさらに効果的。

週2〜4回の頻度で行えますが、高負荷トレーニングのため、回復期間も重要になります。背中の筋肉痛が残っている場合は、他の部位のトレーニングに切り替えるなど、計画的にメニューを組みましょう。

自分のレベルに合ったメニューから始めて、無理なく続けることが筋力アップへの近道。焦らず着実にステップアップしていってください。

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バックエクステンションの注意点とポイント

バックエクステンションを安全かつ効果的に行うためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。以下の4つのポイントを意識して取り組みましょう。

  • 腰痛がある場合はフォームを最優先に行う
  • トレーニング後のストレッチを行う
  • 疲労を感じるときは休息を優先する
  • 週2〜3回が最適

腰痛がある場合はフォームを最優先に行う

腰に不安がある方や、すでに腰痛を抱えている方は、正しいフォームで行うことが何より重要です。

バックエクステンションは腰痛予防に効果的なトレーニングですが、間違ったフォームで行うと逆に腰を痛めてしまう危険性があります。特に上体を反らしすぎると腰椎に過度な負担がかかるため、可動域は控えめに。胸が床から10cm程度浮く高さで十分効果が得られます。

動作中に腰に鋭い痛みや違和感を感じた場合は、すぐにトレーニングを中止してください。軽い筋肉痛とは異なる、明らかな痛みがある場合は注意が必要です。

また、トレーニングを始めても痛みが続く、あるいは悪化する場合は、必ず医療機関を受診しましょう。自己判断で無理に続けると、症状が深刻化する恐れがあります。整形外科や理学療法士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です。

トレーニング後のストレッチを行う

バックエクステンションを行った後は、使った筋肉をしっかりとストレッチすることが重要です。

トレーニング後の筋肉は収縮した状態になっており、そのままにしておくと硬くなってしまいます。ストレッチを行うことで筋肉の柔軟性が保たれ、疲労回復も早まるでしょう。

背中のストレッチとしては、チャイルドポーズがおすすめ。正座の状態から両手を前に伸ばし、上体を床に近づけていくと、背中全体が心地よく伸びます。30秒〜1分程度キープしましょう。

また、キャットストレッチも効果的。四つん這いの姿勢で背中を丸めたり反らしたりすることで、脊柱起立筋の緊張がほぐれます。呼吸に合わせてゆっくりと5〜10回繰り返してください。

ストレッチは筋肉痛の予防にもつながるため、トレーニング後の習慣にしましょう。

疲労を感じるときは休息を優先する

トレーニングの効果を高めるには、適切な休息が欠かせません。

筋肉は運動によって一度ダメージを受け、休息中に修復されることで強く成長していきます。これを「超回復」と呼びます。十分な休息を取らずにトレーニングを続けると、筋肉が回復する時間がなく、かえって効果が下がってしまうのです。

背中に強い筋肉痛がある日や、体全体に疲労感がある日は、無理にトレーニングを行わないこと。特に睡眠不足のときや体調が優れないときは、怪我のリスクも高まります。

また、同じ部位を毎日鍛えるのは避けましょう。背中のトレーニングを行った翌日は、他の部位を鍛えるか完全休養日にするのが賢明です。

休息もトレーニングの一部と考え、体の声に耳を傾けることが長期的な成果につながります。

週2〜3回が最適

バックエクステンションは、週2〜3回の頻度で行うのが最も効果的です。

前述の通り、筋肉の成長には休息期間が必要。一般的に、トレーニング後48〜72時間で筋肉が回復すると言われています。そのため、中1〜2日の休息を挟みながら週2〜3回行うペースが理想的なのです。

例えば、月曜日・木曜日の週2回、または月曜日・水曜日・金曜日の週3回といったスケジュールが組みやすいでしょう。規則的なペースで続けることで、習慣化しやすくなります。

週4回以上行うのは、オーバートレーニングになる可能性が高いため推奨できません。逆に週1回では頻度が少なすぎて、十分な効果が得られにくくなります。

継続することが最も重要なので、無理のない範囲で週2〜3回のペースを守りましょう。長期間続けることで、確実に背中の筋力向上と姿勢改善を実感できるはずです。

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合トレでバックエクステンションの効果を最大化

バックエクステンションは一人でも取り組めるトレーニングですが、仲間と一緒に行う「合トレ」にすることで、さらに高い効果が期待できます。

一人でトレーニングしていると、つい甘えが出てしまったり、正しいフォームができているか不安になったりすることも。しかし仲間がいれば、お互いに励まし合いながら最後まで頑張れます。「もう少しできるよ」「いい感じ!」といった声かけが、あと数回を乗り越える力になるでしょう。

また、合トレの大きなメリットは、お互いのフォームをチェックし合えること。バックエクステンションでは腰を反らしすぎていないか、背中の筋肉に効いているかなど、自分では気づきにくいポイントを仲間に見てもらえます。客観的な視点でアドバイスをもらうことで、より効果的なトレーニングが可能に。

さらに、仲間がいることで継続しやすくなるのも見逃せません。「今日はサボりたい」と思っても、約束があれば自然と体が動くもの。トレーニング後に一緒に振り返りをしたり、成長を共有したりすることで、モチベーションも維持しやすくなります。

仲間と一緒なら、トレーニングの時間が楽しいコミュニケーションの場にも。同じ目標を持つ仲間は、理想の体づくりを続ける原動力となってくれるはずです。

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バックエクステンションを含むトレーニングを一人で続けるのは、なかなか難しいもの。「今日は疲れたから休もう」と先延ばしにしているうちに、いつの間にかやめてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

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著者・監修者

株式会社TSS 代表/現役歯科医師/フィジーク選手。
臨床に携わる傍ら筋トレに打ち込み、競技フィジークで2024年・2025年神奈川県マスターズフィジーク第3位入賞。
経験を重ねる中で「トレーニングは一人よりもパートナーと共に行うことで質が大きく向上する」と確信するも、信頼できる仲間を見つけられる環境が整っていない現状を痛感。
その課題を解決すべく、トレーニー同士をつなぐマッチングアプリ「トレマッチ」を立ち上げ、合トレのパートナー探しを支援。

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この記事を書いた人
トレマッチ 編集部
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