レッグプレスで下半身を強化!正しいやり方や目的別メニュー例を紹介

下半身の筋力アップを目指すなら、レッグプレスは欠かせないトレーニング種目の一つ。ジムでよく見かけるこのマシンは、太ももやお尻の筋肉を効率よく鍛えることができます。

「スクワットは難しそう」「バランスを崩しそうで不安」という方にとって、レッグプレスは安全性が高く、初心者でも取り組みやすいのが魅力。マシンがしっかりと身体を支えてくれるため、正しいフォームを維持しながらトレーニングに集中できます。

この記事では、レッグプレスの基本的なやり方から目的に応じた効果的な活用法まで、詳しく解説していきます。理想の下半身を手に入れるために、ぜひ参考にしてください。

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目次

レッグプレスは下半身を効率よく鍛えるトレーニング

下半身の筋力アップを目指すトレーニング種目の中でも、特に注目されているのがレッグプレス。ジムに設置されている専用マシンを使って行うこのトレーニングは、安全性と効率性を両立した優れた下半身強化メニューです。

スクワットと並んで下半身トレーニングの代表格として知られるレッグプレスですが、マシンが身体をしっかりと支えてくれるため、初心者の方でも正しいフォームを保ちやすいのが大きな特徴。重量調整も細かく行えるため、自分の筋力レベルに合わせて無理のない範囲からスタートできます。

太もも全体やお尻全体が鍛えられる

レッグプレスとは、専用のマシンに座った状態で足裏を使って重りのついたプレートを押し出すトレーニング種目のこと

シンプルな動作でありながら、下半身の複数の筋肉を同時に鍛えることができる効率的なエクササイズです。

このトレーニングで主に鍛えられるのは、以下の筋肉群となります。

  • 大腿四頭筋(だいたいしとうきん):太ももの前側にある人体で最も大きな筋肉。ここを鍛えることで、力強い太ももを作ることができます。
  • ハムストリングス:太ももの裏側にある筋肉群の総称。鍛えることで、引き締まった太ももの裏側のライン作りに効果的。
  • 大臀筋(だいでんきん): お尻の表面を覆う最も大きな筋肉で、魅力的なヒップラインの形成に重要な役割を果たします。

レッグプレスが優れているのは、これらの大きな筋肉群を一度のトレーニングでバランスよく刺激できること。

筋肉量の多い下半身を効率的に鍛えることで、基礎代謝の向上や脂肪燃焼効果も期待できるでしょう。

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レッグプレスで得られる効果とは?

レッグプレスを継続的に行うことで、以下のような様々な効果を実感できます。

  • 姿勢改善や日常動作のパフォーマンス向上
  • 基礎代謝アップによるダイエット効果
  • 初心者でも安全に高重量を扱える利便性

姿勢改善や日常動作のパフォーマンス向上

レッグプレスで鍛えられる筋肉は、私たちの日常生活に欠かせない動作と密接に関わっています。特に実感しやすいのが、以下のような場面での変化です。

立ち上がり動作がスムーズになる

大腿四頭筋が強化されると、椅子から立ち上がったり、床から起き上がったりする動作が格段に楽に。年齢を重ねても自立した生活を送るために重要な筋力といえるでしょう。

階段昇降が楽になる

太ももの筋肉とお尻の筋肉が連携して働くことで、階段を上る際の負担が軽減されます。息切れしにくくなったり、膝への負担が減ったりする効果も期待できます。

歩行の安定性が向上

ハムストリングスと大臀筋の強化により、歩行時の推進力がアップ。長時間歩いても疲れにくくなり、つまずきにくい安定した歩き方につながります。

さらに注目すべきは、下半身の筋力強化が体幹や骨盤の安定性向上にも寄与すること。骨盤周りの筋肉が適切に働くことで正しい姿勢を維持しやすくなり、腰痛の予防効果も期待できるでしょう。

基礎代謝アップによるダイエット効果も

ダイエットを目指す方にとって、レッグプレスは非常に効率的な選択肢。その理由は、下半身に人体で最も大きな筋肉群が集中しているためです。

筋肉は、何もしていない安静時でもエネルギーを消費する組織。つまり、筋肉量が増えれば増えるほど、日常生活で消費するカロリー(基礎代謝)がアップします。

下半身の筋肉は全身の筋肉量の約70%を占めるといわれており、効率的に筋肉量を増やすには最適な部位。レッグプレスで太ももやお尻の筋肉を鍛えることで、全身の代謝が活発になり、脂肪を燃焼しやすい体質づくりに役立つでしょう。

また、レッグプレスは比較的高重量を扱えるトレーニングのため、筋肉への刺激も強く、筋肉量の増加につながりやすいのも魅力の一つです。

初心者でも安全に高重量を扱いやすい

筋トレ初心者にとって、レッグプレスが特におすすめな理由は安全性の高さ。フリーウェイト(バーベルやダンベル)を使ったスクワットと比較すると、その違いは明確です。

マシンが身体をしっかりサポート

レッグプレスマシンは背もたれとシートで身体を固定するため、バランスを崩す心配がほとんどありません。スクワットのように「重りを担いでバランスを取る」という高度な技術が不要で、純粋に脚の筋肉を鍛えることに集中できます。

軌道が安定している

マシンが動作の軌道を決めてくれるため、正しいフォームを維持しやすいのも大きなメリット。初心者が陥りがちな「膝が内側に入る」「前かがみになりすぎる」といったフォームの崩れを防ぎやすく、ケガのリスクを抑えられます。

段階的に重量を上げやすい

多くのレッグプレスマシンは細かい重量設定が可能で、自分の筋力に合わせて無理のないペースで負荷を上げていけます。これにより、初心者でも着実に筋力向上を実感できるでしょう。

このような特徴から、レッグプレスは下半身強化の入り口として最適な種目。筋トレ経験が少ない方でも、効率よく下半身の基礎筋力を身につけることができます。

レッグプレスの正しいやり方

効果を最大限に引き出し、ケガを防ぐために重要なのが正しいフォーム。レッグプレスを安全かつ効果的に行うためのポイントは以下の通りです。

  • シートと足の位置を正しくセット
  • ゆっくり押して、ゆっくり戻す
  • 膝は伸ばし切らず腰を浮かせない

シートと足の位置を正しくセット

トレーニングの効果を左右する最初のステップが、シートと足のポジション設定。正確なセットアップが、安全で効率的なトレーニングの土台となります。

まず重要なのが、膝の角度を約90度に設定すること。深く曲げすぎると膝への負担が大きくなり、浅すぎると十分な可動域を確保できません。シートを前後に動かして、スタートポジションで膝がちょうど直角になるよう調整しましょう。

フットプレートに足を置く際は、以下の点に注意してください。

  • 足幅は肩幅程度を基本とする
  • 足裏全体をしっかりとプレートに密着させる
  • つま先はやや外向き(約30度程度)に設定
  • 膝とつま先の向きを揃える

足の位置は個人の骨格や柔軟性によって微調整が必要ですが、まずはこの基本設定から始めて、違和感がないか確認することが大切。正しいポジションが決まったら、そのセットアップを毎回再現できるよう覚えておきましょう。

ゆっくり押して、ゆっくり戻す

レッグプレスの動作で最も重要なのが、反動を使わずにコントロールされた動きを心がけること。急激な動作は効果を半減させるだけでなく、ケガのリスクも高めてしまいます。

理想的な動作テンポ

  • プレートを押し出す局面:2〜3秒かけてゆっくりと
  • プレートを戻す局面:同じく2〜3秒かけて丁寧に

このようにゆっくりとした動作を行うことで、筋肉に持続的な負荷をかけることができ、筋力向上効果が高まります。特に戻す局面(エキセントリック収縮)では筋肉への刺激が強くなるため、重力に任せて勢いよく戻すのではなく、意識的にコントロールすることが重要。

動作と同時に意識したいのが呼吸法です。

  • プレートを押し出すとき:息を吐く
  • プレートを戻すとき:息を吸う

この呼吸パターンにより、体幹の安定性が保たれ、より安全で効果的なトレーニングが可能になります。最初は意識的に行う必要がありますが、慣れてくると自然にできるようになるでしょう。

膝は伸ばし切らず腰を浮かせない

レッグプレスで特に注意すべきなのが、関節への過度な負担を避けること

以下の2つのポイントは、安全にトレーニングを継続するために必ず守る必要があります。

膝のロックアウトは避ける

プレートを押し切った際、膝を完全に伸ばし切る(ロックアウト)のは禁物。膝が真っすぐになりきる直前で動作を止めることで、関節や靭帯への負担を大幅に軽減できます。

膝を伸ばしきってしまうと下記のような問題が生じます。

  • 関節に体重と重量の全負荷が直接かかる
  • 靭帯や軟骨への過度なストレスが生じる
  • 筋肉への負荷が一瞬抜けてしまい効果が減少

適切な停止点を見つけるには、膝が伸びきる少し手前で「まだ筋肉に力が入っている」感覚を保つことがコツです。

シートとの密着を保つ

動作中は頭部、背中、腰部を常にシートに密着させることが絶対条件。重量が重くなってくると、つい腰を浮かせて反動を使いたくなりますが、これは腰椎への負担を急激に増加させる危険な行為です。

腰が浮いてしまうと以下が生じます。

  • 腰椎の一部に負荷が集中し、椎間板を痛める可能性
  • 体幹の安定性が失われ、正確なフォームが維持できない
  • 本来鍛えるべき下半身の筋肉への刺激が分散してしまう

もし腰が浮いてしまう場合は、重量を下げて正しいフォームで行うことを優先しましょう。正確な動作での適切な重量の方が、長期的には確実な効果をもたらします。

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レッグプレスの目的別・基本メニュー

レッグプレスは重量や回数の設定によって、得られる効果が大きく変わるトレーニング。自分の目標に応じて適切なメニューを選択することで、より効率的に理想の結果を手に入れることができます。目的別の基本的なメニュー設定は以下の通りです:

  • 筋肥大:高重量×少回数
  • ダイエット:中重量×中回数
  • 基礎体力の向上:軽重量×多回数

筋肥大:高重量×少回数

太ももやお尻の筋肉を大きくしたい、力強い下半身を作りたいという方におすすめなのが、高重量を使った筋肥大向けのトレーニング。筋肉のサイズアップを最優先に考えたメニュー設定となります。

基本的な設定

  • 回数:6〜12回で限界を迎える重量を使用
  • セット数:3〜4セット
  • セット間の休憩:2〜3分程度

この設定のメリットは、筋線維に対して非常に強い刺激を与えることができること。高重量による負荷は筋肉の成長を促すシグナルを効率的に送り、筋肉量の増加につながりやすくなります。

一方で、高重量を扱う際は以下の点に十分注意が必要。

  • フォームが崩れやすく、正確な動作の維持が困難になる
  • 関節や靭帯への負担が増加し、ケガのリスクが高まる
  • 十分なウォームアップと段階的な重量アップが必要

筋肥大を目指す場合でも、まずは軽い重量で正しいフォームを身につけてから、徐々に負荷を上げていくことが大切。無理をせず、自分の筋力レベルに応じた重量選択を心がけましょう。

ダイエット:中重量×中回数

体重を落としながら引き締まった下半身を作りたい方に最適なのが、中程度の重量を使ったシェイプアップ向けのメニュー。筋力維持とカロリー消費のバランスを重視した設定です。

基本的な設定

  • 回数:12〜15回程度で「ややきつい」と感じる重量
  • セット数:2〜3セット
  • セット間の休憩:1〜2分程度

「中重量」とは、体感的に言うと「まだ余裕はあるけれど、しっかりと効いている」と感じる負荷のこと。専門的にはRPE(自覚的運動強度)の7〜8程度に相当し、「10回中7〜8回分のきつさ」という表現でイメージできるでしょう。

このメニューがダイエットに効果的な理由は以下の通りです。

  • 筋持久力が向上し、長時間の活動でもバテにくくなる
  • トレーニング中のカロリー消費量が増加
  • 筋肉量を維持しながら体脂肪を減らすことが可能
  • 比較的短い休憩時間により、心拍数を適度に保てる

継続しやすい負荷設定のため、運動習慣を身につけたい方にも適したメニューといえます。

基礎体力の向上:軽重量×多回数

運動初心者の方や健康維持を目的とする方、年齢を重ねた方におすすめなのが、軽重量で多回数を行う基礎体力向上メニュー。安全性を最優先に、無理のない範囲で下半身の機能向上を目指します。

基本的な設定

  • 回数:15〜20回を目安に、余裕を持って完遂できる重量
  • セット数:2〜3セット
  • セット間の休憩:1〜2分程度

軽重量といっても、フォームを正確に保ちながら15〜20回続けることで、十分な運動効果を得ることができます。重さよりも正確性と継続性を重視することが、このメニューの成功の鍵。

期待できる効果

  • 下半身の筋持久力向上により、日常生活が楽になる
  • 関節周りの筋肉が強化され、転倒予防効果が期待できる
  • 血流改善による冷え性やむくみの改善
  • 運動習慣の確立により、将来的なより本格的なトレーニングへの足がかり

特に運動を始めたばかりの方や高齢者の方にとって、この設定は安全かつ習慣化しやすく、長期間継続することで確実な体力向上を実感できるでしょう。無理をしすぎず、自分のペースで取り組むことが最も重要です。

レッグプレスの主な応用パターン

基本的なレッグプレスをマスターしたら、様々なバリエーションを取り入れることで、より幅広い効果を得ることができます。目的や身体の状況に応じて、以下のような応用方法を活用してみましょう。

  • 足の置き方を変える
  • 片足で行う「シングルレッグ・プレス」
  • 可動域を工夫する「ディープレンジ・プレス」
  • 自宅での応用も

足の置き方を変える

レッグプレスの大きな魅力の一つが、足の位置を変えることで鍛える部位を細かく調整できること。フットプレート上での足の配置を工夫するだけで、同じ動作でも異なる筋肉により強い刺激を与えることができます。

足を高めに置く場合

プレートの上部(体に近い位置)に足を置くことで、お尻の筋肉(大臀筋)と太ももの裏側(ハムストリングス)への刺激が増加。ヒップアップを目指す方や、太ももの裏側を重点的に鍛えたい方に効果的です。この場合、かかと重心で押すことを意識すると、より効果が高まります。

足を低めに置く場合

プレートの下部(体から遠い位置)に足を置くと、太ももの前側(大腿四頭筋)への負荷が集中。膝を伸ばす力を強化したい方や、太ももの前面を発達させたい方におすすめ。ただし、膝への負担が増すため、痛みがある場合は避けましょう。

足幅を広めにとる場合

肩幅の1.5〜2倍程度に足を広げ、つま先を外向きにすることで、内ももの筋肉(内転筋群)に強い刺激を与えることができます。内ももの引き締めやO脚の改善を目指す方に適したポジション。股関節の柔軟性が必要なため、無理のない範囲で調整してください。

足幅を狭めにとる場合

腰幅程度に足を狭めることで、太ももの外側部分により集中的な刺激を与えることが可能。筋肉の形を整えたい方や、バリエーションとして取り入れる際に効果的です。

片足で行う「シングルレッグ・プレス」

両足ではなく片足ずつ交互に行う方法で、通常のレッグプレスでは得られない特別な効果を期待できるバリエーションです。

左右差の補正効果

人間の身体は完全に左右対称ではなく、利き足の影響などで筋力に差が生じることがよくあります。片足ずつ行うことで、弱い側の筋力を重点的に鍛えることができ、左右のバランスを整える効果が期待できるでしょう。

バランス感覚の強化

片足で体重と重量を支えることにより、体幹周りの深層筋(インナーマッスル)が自然に働きます。これにより、バランス感覚や身体の安定性向上につながり、日常生活やスポーツ動作での安定感アップが期待できます。

リハビリ・パフォーマンス向上への応用

ケガからの復帰過程では、患側の筋力回復が重要な課題。シングルレッグ・プレスなら、健側に頼らず患側だけを集中的に鍛えることが可能です。また、スポーツ選手にとっては、片足での力発揮能力向上により、ジャンプやダッシュなどのパフォーマンス向上も期待できるでしょう。

可動域を工夫する「ディープレンジ・プレス」

通常より深く膝を曲げて行うバリエーションで、筋肉により強い刺激を与えることができる上級者向けのテクニックです。

深く膝を曲げることで、太ももやお尻の筋肉がより大きく伸ばされます。この状態から力を発揮することで、筋肉の可動域全体を使った効果的なトレーニングが可能。筋肉の柔軟性向上と筋力強化を同時に実現できる点が大きなメリットです。

ディープレンジ・プレスを安全に行うためには、以下の点が重要。

  • 股関節と膝関節の十分な柔軟性が前提条件
  • 入念なウォームアップで関節を温めておく
  • 通常より軽い重量から段階的に慣れていく
  • 痛みや違和感があれば無理をしない

膝や腰に不安がある方は避け、まずは通常の可動域でしっかりとした筋力を身につけてから挑戦することをおすすめします。

自宅での応用も

ジムに通えない時でも、レッグプレスと似た効果を得られる代替エクササイズがあります。自宅でできる方法を知っておくことで、継続的な下半身強化が可能です。

基本的な代替エクササイズ

  • 自重スクワット:最も基本的な下半身トレーニング。回数を増やすことでレッグプレスの軽重量×多回数に近い効果
  • ブルガリアンスクワット:後ろ足を椅子に乗せて行う片足スクワット。シングルレッグ・プレスに近い効果
  • ヒップリフト:仰向けに寝て腰を持ち上げる動作。お尻の筋肉を重点的に鍛えられる

家庭にある物を活用することで、より効果的なトレーニングが可能です。

  • 壁スクワット:背中を壁につけて行うことで、フォームが安定し初心者にも安全
  • 椅子を使ったスクワット:椅子に座る動作を繰り返すことで、正確な可動域を確保
  • 段差を利用したカーフレイズ:階段などの段差でつま先立ちを行い、ふくらはぎを強化

これらの自宅エクササイズは、レッグプレスの完全な代替とはなりませんが、継続することで確実な下半身強化効果を得ることができます。ジムでのトレーニングと組み合わせることで、より包括的な下半身強化プログラムを構築できるでしょう。

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レッグプレスが意味ないといわれる理由と注意点

インターネット等で筋トレについて調べていると、「レッグプレスは意味がない」という意見を目にすることがあります。しかし、この批判の多くは誤解や不適切な実施方法に基づいているもの。正しい理解と実践により、レッグプレスは非常に価値のあるトレーニング種目となります。

レッグプレスへの批判として、よく挙げられるのが以下のような理由です。

  • スクワットと比べて体幹への刺激が少ない
  • 実際の動作パターンとの違いが大きい
  • 可動域が制限されやすい
  • 負荷設定が不適切になりやすい

確かにスクワットは、バランスを保ちながら全身を協調させる必要があるため、より包括的な筋力向上効果があります。また、立ち上がりや歩行といった日常動作により近い動きパターンを身につけることができるでしょう。

しかし、レッグプレスの効果が薄いと感じる最大の要因は、正しいフォームで実施できていないこと。間違ったやり方では、どんなに優れたトレーニング種目でも十分な効果を得ることはできません。

また多くの人が陥りやすいのが、プレートを押し出した際に膝を完全に伸ばしきってしまうこと。この状態では筋肉への負荷が一瞬で抜けてしまい、関節への負担だけが残ります。常に筋肉に適度な緊張を保つことが、効果的なトレーニングの基本です。

他には重量が重くなってくると、つい腰や背中をシートから浮かせて反動を使っている点。しかし、これでは本来鍛えるべき下半身の筋肉ではなく、腰部に負担が集中してしまい、効果が大幅に低下。さらに腰痛のリスクも高まってしまいます。

これらの問題点を理解し、正しいフォームで継続的に取り組むことで、レッグプレスは確実に効果をもたらすトレーニングとなります。批判的な意見に惑わされることなく、基本に忠実な実践を心がけることが成功への近道といえるでしょう。

重要なのは、他のトレーニング種目と比較することではなく、自分の目標や身体の状況に最も適した方法を選択すること。レッグプレスには独自の価値があり、適切に活用すれば必ず結果につながるはずです。

合トレでレッグプレスの効果を高める

前章で解説した「正しいフォームで実施できていない」という課題を解決する有効な方法の一つが、仲間と一緒にトレーニングを行う「合トレ(合同トレーニング)」です。一人では気づきにくいフォームの問題点も、パートナーがいることで大幅に改善できるでしょう。

レッグプレスを行う際、自分では正しいフォームのつもりでも、実は膝の向きがずれていたり、腰が浮いていたりすることがよくあります。合トレなら、パートナーが客観的にチェックしてくれるため、こうした見落としがちな問題点を即座に修正可能。

特にレッグプレスでは、以下のような点を相互確認することで効果が大幅にアップします。

  • 膝とつま先の向きが揃っているか
  • 腰や背中がシートから浮いていないか
  • 膝を伸ばしきっていないか
  • 適切な可動域で動作できているか

例えば「もう少し深く膝を曲げた方が効果的」「足の位置をもう少し高くしてみて」といった具体的なアドバイスにより、より効率的なトレーニングが実現するでしょう。また、そのようなコミュニケーションが、モチベーションの維持や安全性の向上にもつながります。

効果的な合トレを実現するためには、適切なパートナー選びが重要。ジムで出会った仲間や、同じ目標を持つ友人との合トレが理想的です。お互いのレベルが近く、真剣にトレーニングに取り組む姿勢を持った相手を選ぶことで、より充実したトレーニング時間を過ごすことができるはずです。

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筋トレ継続にはモチベーションも重要

レッグプレスで理想の下半身を手に入れるために最も重要なのが「継続すること」。どんなに優れたトレーニング方法でも、途中で辞めてしまっては意味がありません。長期間にわたってモチベーションを維持するためには、工夫と仕組みづくりが不可欠です。

継続の鍵となるのが、自分の成長を目に見える形で確認できること。レッグプレスの記録をつけることで、確実に進歩していることを実感できるでしょう。

記録すべき項目

  • 使用重量(何kg押せたか)
  • 実施回数とセット数
  • その日の体調や疲労度
  • フォームで気をつけたポイント
  • 翌日の筋肉痛の程度

このような記録を継続することで「先月は50kgが限界だったのに、今月は60kg押せるようになった」「15回しかできなかったのに、今は20回できる」といった具体的な成長を確認できます。数値として残る成果は、モチベーション維持に絶大な効果をもたらすでしょう。

また、アプリを通じて同じ目標を持つトレーニング仲間を見つけることも可能。オンラインでつながった仲間と励まし合ったり、実際に一緒にトレーニングしたりすることで、継続力が大幅にアップします。

合トレ仲間を見つけるなら「トレマッチ」

レッグプレスで理想の下半身を手に入れるために重要なのが、正しいフォームでの継続的な実践。しかし、一人でのトレーニングは挫折しやすく、フォームチェックも難しいもの。そんな課題を解決してくれるのが、合トレ仲間とのマッチングアプリ「トレマッチ」です。

ダイエットや筋力アップ、健康維持など、あなたと同じ目標を持つトレーニング仲間を簡単に見つけることが可能。プロフィール検索機能により、レベルや活動時間、利用ジムなど細かい条件でマッチング相手を絞り込めます。オンラインでの自宅トレーニングから実際のジムでの合同トレーニングまで、ライフスタイルに合わせた方法で仲間と一緒に運動できるでしょう。

「一人だと続かない」「フォームが正しいか不安」という方こそ、トレマッチで理想のトレーニングパートナーを見つけてみませんか。

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著者・監修者

株式会社TSS 代表/現役歯科医師/フィジーク選手。
臨床に携わる傍ら筋トレに打ち込み、競技フィジークで2024年・2025年神奈川県マスターズフィジーク第3位入賞。
経験を重ねる中で「トレーニングは一人よりもパートナーと共に行うことで質が大きく向上する」と確信するも、信頼できる仲間を見つけられる環境が整っていない現状を痛感。
その課題を解決すべく、トレーニー同士をつなぐマッチングアプリ「トレマッチ」を立ち上げ、合トレのパートナー探しを支援。

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この記事を書いた人
トレマッチ 編集部
切磋琢磨できるトレーニング仲間が見つかる「トレマッチ」の編集部。
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